長崎・天草旅行記 (1)

 2016年8月27日(土)から29日(月)まで、長崎&天草旅行に行ってきました。

はじめに:天草の観光中に携帯をなくしてしまったのですが、ガイドさんやバスセンターの方たちが探して下さって無事見つかり、その日のうちに私の手元に戻ってきました。本当に助かりましたし、急な事態にも関係者の方が親身かつ迅速に対応して下さり感激しました。ありがとうございました!

(…という事情のため、肝心なところで写真が少なかったりしますがご了承下さい)

【1日目】

 まずは特急や新幹線を乗り継いで、長崎県の諫早駅まで行きます。
 諫早からはバス移動。
 このバスターミナルが諫早駅とくっついているわけではなく、徒歩数分あります。近いのですが初めて行くとちょっと戸惑います。駅員さんに聞けば道を教えてくれます。

 諫早から加津佐までバスで1時間半くらいかかります。この日は天気が良く、バス路線の多くが島原半島西側の海岸線ですので、海がきらきらしてとてもきれいでした。
 バスの乗客のうち観光客風は私くらいしかおらず、あとはお年寄りや中高生といった感じでした。

 加津佐の民宿は「加津佐」バス停から近かったのですぐ到着。海水浴場の目の前で、窓を開ければ潮の香りがすごいという場所です。

 このときちょうど夕方だったので、ぜひ加津佐からの夕陽を見るべきだろうと思ったのですが、相当にまぶしかった。ちょっと正視できないくらいのまぶしさ。たしかにきれいだけども。

 この日は朝6時前に家を出て、宿に着いたのが17時近くだったので、出発から目的地到着まで11時間かかってるんですね。飛行機代を惜しんで鉄道にしたからでもあるのですが、なんとも来るのが大変なところだと思いました。正直、1日目は移動しかしておりません。

【2日目】

 早朝から民宿周辺をうろうろして、加津佐セミナリオ・コレジオ跡へ。これが意外と探すのに手間取りました。

 加津佐は海のすぐ近くまで山が迫っているという、「海辺以外はだいたい山」という感じのところでして、事前の情報によるとその山の斜面を少し上ったところがコレジオ跡に比定されているとのことです。

 この場所、おそらく地元のガイドさんを頼むなどすれば簡単に行けるのでしょうが、自力で行く場合はちょっとややこしいと感じましたので、詳しめに書いてみます。

 まずは、加津佐の商店街の中の道にこういう看板が立っており、ここから山を上れという指示になっています。司法書士事務所と陶器店の間です。これは比較的簡単に見つかります。
d0293891_16515770.jpg

少し歩くと道が二つに分かれます。ここで右へ行きます。

d0293891_16525538.jpg
少し行くと石碑があり、ここで再び分岐しますので石碑の左に行きます。
d0293891_16535449.jpg
あとは道なりに行けば、セミナリオ・コレジオ跡です!
d0293891_16561538.jpg
説明看板が立っています。
d0293891_16555174.jpg
ここが日本で初めて活版印刷が行われた場所だー!
海も見下ろせました。

加津佐での目的を達しましたので、島原半島の南端にある口之津へバスで向かいます。目的は口之津歴史民俗資料館・海の資料館

「口之津」のバス停から資料館までは意外に遠く、バスが出ています。バスに乗るとき、運転手さんに「これ資料館行きますよね?」と尋ねたからなのか、私が降りるときに「(資料館は)橋を渡ったとこですから」とわざわざ教えてくれました。ありがとうございます。

 この資料館はもちろんキリシタン史関連の展示もあるのですが、明治以降に石炭の輸出で口之津がにぎわったという展示も充実していて勉強になりました。
 さらには、その石炭輸出船の船底に隠れて若い女性が密出国し、行き先の東南アジアなどで娼婦になり、多くは不遇のうちに亡くなったという、いわゆる「からゆきさん」の展示もありました。島原や天草の女性が多く売られていったそうで、残念ながら貧しい地域だったのですね。悲しい。しかも、彼女たち「からゆきさん」に関する展示品は名前や具体的な住所に紙が貼られていたのがまた痛ましく、現在の世代といかに近いかを感じました。おそらくこれ、名前や住所が分かるような形で資料を展示すると「あそこのお宅の○○さんがそうだったんだ」「あの人、売られてたんだ」と分かってしまうからでしょう。つらい歴史だなあ。

 資料館に郷土史の本が何冊かあり、その中に加津佐に関する本がありました(タイトルをメモするのを忘れましたが、まだ南島原市ではなく「加津佐町」の頃に出た本でした)。その中に加津佐コレジオの比定に関する話があり、「厳密には不明だが、文献から考えればいま看板が立っている高台か、もしくはそこから近い円通寺跡の可能性が高い」という趣旨のことが書いてありました。なるほどー。

(2)に続きます。


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by stan-nak | 2016-08-30 21:39 | 雑談 | Comments(0)

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by stan-nak

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